キミの隣で笑おう【完結】




食堂に行くと、蒼と空はもう席に着いていた。


あたしと知那も、自分の朝食を持って蒼と空の前に座った。




「おはよ!2人とも早いねぇ」


「うっす!知那達も早いじゃん」




知那と空が軽く挨拶を交わす。




「…おはよ」




蒼が素っ気無く、でも優しい瞳であたしを見て言う。




「お、おはよ…」




ヤバいかも…


蒼の寝起きを久し振りにちゃんと見た気がする。




……あ、寝癖ついてる。


可愛いなぁ…




< 113 / 180 >

この作品をシェア

pagetop