キミの隣で笑おう【完結】




「蒼…っ、何で…何でこんなことするの…!!
あたしの気持ち知ってて、反応見て遊んでるの?!」


「違う」


「違うくないでしょ?!」


「違う、聞いて?」


「やだっ、言い訳なんて聞きたくない!!」




美恋はそう言って、自分の耳を塞ぐ。


けれど俺は、美恋の手を取って言う。




「聞けって」


「ヤダってばっ」


「はぁ…」


「うーっ、蒼溜息吐いた…」



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