キミの隣で笑おう【完結】
だって…
美恋が、下着の様な格好で寝ているから。
「美恋…またそんな格好で寝て……いつもこんな格好で寝んなって言ってんだろ?」
「あたしの勝手じゃん」
そう言って、俺に起こせとばかりに手を伸ばしてくる。
勝手じゃねぇし…
俺だって一応健全な高2男子なわけで…
ムラムラだってきちゃうわけですよ。
コイツ…そのことわかってんのか?
これが俺じゃなけりゃ、完全に襲われてんな。
そんなことを思いながらも美恋を起こすと、
「俺、先出てるから。早く来いよ?」
と言って、美恋の部屋から出た。