キミの隣で笑おう【完結】
夕飯を食べ終えると、とりあえず風呂に入り。
その後、躊躇することなく自室へ駆け込んだ。
部屋に入ると、あたしはお気に入りの曲を流す。
「疲れたなー…」
ボーっとしながらそう言って、あたしはベッドへダイブした。
――帰り道。
と言っても、ほんの一分も無い道のりだったけど。
知那は考え込んだように何も話さなくて。
空は、何故か必要以上に話し掛けて来た。
空が煩いのはいつも通りだけど、知那がこんなに大人しいのは滅多にない。
と言うか、見たことが無い。
…何で…――?
わかんない。
何で、二人があんなに挙動不審だったのか…
全然、わかんない―――…