愛と銃と。
「そ、それはヤバいじゃないっ!!!!」
陽翔の何がぶっ飛ぶのか
あたしにはわからなかったが
ヤバいらしので
それ相応の返事をしてみた。
「あっははは!!!!」
陽翔はいきなり笑い出し
あたしの手を離した。
何故笑っているのかあたしにはさっぱり。
「まあ、いいよ。早く行くぞ」
「何で笑ったか教えて!!」
「いいんだよ、わかんなくて」
くっ、陽翔の分際のくせに。
ぶっ飛ぶのは何か。
それが陽翔の理性だったなんて
あたしが知る由も無い。