愛と銃と。
\意味
「ねえ、何で来なかったの?お祭りの日」
あたし達は並木道にある
ベンチでふたり、座っていた。
やっぱり、理由は聞かなきゃいけない。
「隠さずに話しなさい」
あたすはずいっと
陽翔に顔を近づける。
と、あまりの近さに赤面してしまい。
「なっ!?変態!!!!」
「ぐあっ」
思いっきり陽翔の頬を
ベチンと殴ってしまった。
「あ、ごめん」
「い、意味わかんねぇ」
陽翔は殴られた右頬を
痛そうに摩っていた。
「あげはがキスしてくれたら治るかも」
「なっ!?」
「待て!!嘘!!!だから殴るな!!!!」
あたしが気づくと
あたしは左手の拳を振り上げていた。
グーはさすがにキツイな。
あたしは大人しく手を降ろした。