愛と銃と。


「だけどよかった、振られて。あげはに会えたから」


陽翔は呟くように行った。

は、恥ずかしいことを…!

サラッと言いやがった。

なんだかこっちが恥ずかしくなる。


「うわ、俺今くさいこと言った!!」


陽翔は数秒経ってから
顔を真っ赤に染めあげた。

そして頭を軽く抱える。


「ばか」


あたしが一言。


「うっせぇよ」


それでもまだ陽翔は
顔を赤くしていた。


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