愛と銃と。


「メアド、聞いたら?」

「な!?」


何故あたしが聞かなきゃいけない!?

それではあたしが陽翔を
好きみたいになってしまう。

好きじゃないし、
メールなんかしなくていいし。


「でもお祭り誘われたんでしょ?詳しい時間とかどうせ決めてないでしょ?なら連絡取らなきゃ」

「きっと陽翔が何とか…」

「してくれるだろうけど、ダメ!陽翔くんにいちご牛乳しかプレゼントしなかった罰だから」


それを言われたら
あたしは反論できなくなる。

まあ、雅の言うことは最も過ぎて
どうせ反論できないんだけど。


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