愛と銃と。


「でないと目玉をほじくるぞー!!」


な!?

あたしは彼のやっている行動に
自分が何故か恥ずかしくなってきた。


やめろ、やめろっ!

あたしはト○ロに出てくる
あんな真っ黒で丸いヤツではない!


「…あの、バカ」


あたしは小さく呟き、
自分の部屋を飛び出る。

そして階段を2段とばしで
駆け降りると、
玄関へと直行した。


「ちょっと、来なさいっ!」

「うおっ!?」


あたしは彼の右腕を引っ張り、
あたしの家の中に引きずり込んだ。


「バカ陽翔」

「うん。最後のはさすがに我ながら愚かだったと思いマシタ」


そしてしばらくの沈黙。


「ここじゃ暑いし…あがって。あたしの部屋2階だから」

「え!?ご両親は?」

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