愛と銃と。


そんないつも通りの会話も束の間。


「…」

「…」


…気まずっ!!!!

あたし達の間にあるのは沈黙のみ。


「そこ、座って」

「お、おお」


陽翔は床に座る。

そしてあたしも
丸テーブルを挟み対角に座る。


「なあ、あのさ…」

「な、なに」


何故だかいつもとは違う。

変な緊張感が漂っている。


どちらも私服だからか。

あたしの家だからか。

久しぶりに会ったからか。


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