愛と銃と。


「えっと…何か飲む?カレー飲む?」


先に沈黙を破ったのはあたし。


「カレーは食いもんだろ」

「前、陽翔が飲み物って言ったんでしょ」

「飲み物、とは言ってねぇっつの」


あたしは部屋を出ると階段を下り
リビングとキッチンが
ある部屋へと向かう。


あたしは冷蔵庫から
ジュースを取り出すと
コップへと注ぎ始める。


なんか、逃げてきたみたいだ。

何であたしが緊張なんて…!

ありえない。

彼奴はあたしの何でもない。


友達。


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