愛と銃と。


明日だけ、彼女…。


「…明日だけなんだからね」


あたしは消え入りそうな声で
ひとつ、呟いた。


陽翔に聞こえたか否か、
微かに笑っていた気がした。



その後あたし達は…。


「ちょ、待った待った!!な!?」

「俺のゲームに費やしてきた時間なめんなよ」


得意気に陽翔は言い放つ。

何をやっているのかというと
2人でテレビゲームをしている。

なぜこんな風になったかは
あたしにもわからない。


そして結構盛り上がる。


「もう1回やんなさい!納得いかないっ!!」

「俺に勝てる訳ねぇだろ」


そんな感じでそれは夜まで続いた。


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