愛と銃と。


あたし達はいつもの公園に来た。

まだ朝早い為、人通りも少ない。

誰かが来る心配もない。


「なんか懐かしく感じるなっ!2人でここに来るの」


うん、あたしも思う。

思うけど駄目でしょ?

颯には彼女がいるのに、こんなの。

バレないだろうからいい
とかそういうのはあり得ない。


それにあたしが彼女だった時も
こんな風にされていたと思うと
腹も立てば悲しくなる。


「で、用件は?」


あたしは早く話を
済ましてしまうことにした。


「やっぱり俺…」


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