秘め事
立ち上がったはいいが、足がおぼつかないのが自分でもよく分かる。
『大丈夫?』
「うん、ありがとう」
私がよたつくと、聖也は直ぐ様倒れないように腰を抱いてくれた。
こんな酔っ払いに怒ることもなく、笑顔で接してくれる。
聖也は私に不満とかないんだろうか?
今思えば蓮からはよく怒られてたような気がする。
出会いも最悪だったっけ……。
『愛莉?』
「へっ!?」
『急にボーッとしてどうしたんだい?気分悪いの?』
「そ、そんなことないよ!!大丈夫だよっ」
聖也に笑って見せ、私は聖也から体を離した。
聖也と一緒にいる時に蓮の事を考えるなんて……。
「手…繋いでくれる?」
『…もちろん』
一瞬何かを考えるような悲しい目をした聖也。
こんな顔をさせてしまっているのは私……。
聖也の腕に自分の腕を回し、しっかりと手を握り私たちは部屋を出た。
『大丈夫?』
「うん、ありがとう」
私がよたつくと、聖也は直ぐ様倒れないように腰を抱いてくれた。
こんな酔っ払いに怒ることもなく、笑顔で接してくれる。
聖也は私に不満とかないんだろうか?
今思えば蓮からはよく怒られてたような気がする。
出会いも最悪だったっけ……。
『愛莉?』
「へっ!?」
『急にボーッとしてどうしたんだい?気分悪いの?』
「そ、そんなことないよ!!大丈夫だよっ」
聖也に笑って見せ、私は聖也から体を離した。
聖也と一緒にいる時に蓮の事を考えるなんて……。
「手…繋いでくれる?」
『…もちろん』
一瞬何かを考えるような悲しい目をした聖也。
こんな顔をさせてしまっているのは私……。
聖也の腕に自分の腕を回し、しっかりと手を握り私たちは部屋を出た。