追いかけっこ(仮)


教室に戻ってしばらくすると、
クラスの女が声を上げた。


「っていうか、ニュース速報!!」

『ニュース速報??』


女の言葉に首をかしげる齋藤たち三人。

俺も気になって耳を傾けた。


「怪盗Vが深夜2時に犯行予告だって!!!!」


ピクッ。

怪盗V……。


2時からってことは、

……睡眠時間献上か。


俺は欠伸をして机に項垂れた。


そして俺は、
そのまま睡眠学習をしていた。


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