何よりも君が愛しくて…



………でも。
美月はいつまでも話さなかった。

あれから変わったことは
美月と一緒に帰らなくなった。
いつも美月は、用事あるから、と言ってどこかへ行ってしまっていた。
それだけじゃない。
休み時間も、移動教室でも…
まるで俺達を避けているかのように。


それでも………

前よりも、君は笑顔が増えていた。



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