何よりも君が愛しくて…



…どこでサボろうか。
屋上は美月を思い出すから行きたくねぇ…
保健室で寝よう。
寝て忘れよう。

保健室へと続く廊下を、速めに歩いた。


「先生、しんどい」

「あら、大丈夫?」


優しい保健の先生。
白衣を着て、眼鏡をかけてる、背の低い女の先生。


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