何よりも君が愛しくて…



「何年何組?誰さん?」

「1年2組松崎さん」

「サボり?」

「うん………いや、違う。違う違う!」


何、普通に答えちゃってんだよ、俺!
ボーッとしてたのが悪かった……


「まぁいいわ。頭痛ってことにしとくから、寝ときなさい」

「あ、ありがとう…?」


この先生優しいな、なんて考えて俺はベッドのある部屋まで行く。



< 47 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop