何よりも君が愛しくて…



「何したんだよ」

「んー…筆箱を机から落としたり、机に最低って書いたり、そんだけよ?」


そんだけ?
美月ってそんな弱いやつだっけ?


「美月が休んでるのは、それだけの理由?」

「多分…」

「そっか…」

「ごめんなさいっ!あたし達がそんなことしなかったら…」


必死に謝る藍沢。
涙目になりながら、ごめんなさい、と謝る。


< 53 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop