何よりも君が愛しくて…



「来ちゃん!?大丈夫!?」

「あ、大丈夫っす…」


俺を見るとびっくりしたような声を出す。
早く早く!って言って、朔哉らほったらかしで、俺を家の中に入れてくれた。


「夜遅くにごめんなさい…」

「いいのいいの!気にしないで!」

「ありがとう…」


俺を椅子に座らすと、郁美ちゃんは救急箱を持ってきた。


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