空色のキモチ
10分くらいしてから玄関のチャイムが鳴った。



にやけてしまいそうなのを抑えて玄関を開ける。




息を切らした先輩が立ってて、心配そうな顔。





私の顔を見た途端





ギュッ・・・



強く抱きしめられた!



「骨折したってメールが入ってるしびっくりしたよ。」
先輩の胸がまだドキドキしてる。

走ってきたのかな?





「まだ痛い?」
心配そうに聞いてくる。



その顔がかわいくてチューしたくなる。



この前会った時よりも、



先輩が好き。。。



「元気な顔が見れたし、俺行くよ。」


「もう行っちゃうの?」


来たばかりなのに…



寂しそうな顔をする私に


「そんな顔されたら帰れなくなっちゃうだろ?今日は早く寝る事!」


だって…次はいつ会えるかわからないのに。
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