空色のキモチ
「明日、連絡するから。」


優しい声で私に言う。




「うん。待ってる。」


しょんぼりしてる私に先輩が優しくキスをする。






帰って行く先輩の後ろ姿をいつまでも見ていた。







部屋に戻り荷物の片付け。



修学旅行での出来事を思い出す。




宮沢との噂ってしばらくは続くのかなぁ…


いろんな人に聞かれ、誤解を解くのも一苦労。




それよりも、志帆の気持ちを考えると胸が痛かった。


志帆は平気なふりをしてるけど…辛いんだろな。




いろいろ考え事をしていたけど…


旅行の疲れのせいか



すぐに眠っていた。
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