空色のキモチ
宮沢はずっと想ってくれてたんだ。




2年の時からずっと…




「長い片思いだけど、今は羽柴も幸せそうだからいいんだ。でも悲しそうにしてたら…ほっとけない。」


宮沢ってたまにドキッとするような事を言う。





学校じゃふざけてばかりなのに・・・



調子狂っちゃう。




「俺いい事言った?」



「宮沢、ありがとう。嬉しい。」




「嬉しいとか、素直に言う羽柴スゲー好き。」



「好きって言われ慣れてないし、めちゃめちゃ照れるよ!」


「彼氏いるくせにー何で照れるんだ?」



宮沢が突っ込む。





1時間くらい喋って電話を切った。



ふぁ〜〜〜


ようやく布団に入り



先輩の事を想いながら





眠りについた。
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