空色のキモチ
私の通う病院は、美月さんが入院している病院。
先輩には内緒で
美月さんのお見舞いに行っていた。
ある日、
美月さんのお母さんに会った。
私を見て少し目を見開いて驚いている様子・・・
そっか。
私と美月さんって似てるって言ってたっけ…
松葉杖をつく私に美月さんのお母さんが話しかけてきた。
「美月のお友達かしら?」
「祐樹先輩が部活が忙しくてなかなか来られないみたいなんで、代わりって言ったら変だけど…美月さんとは面識ないんです。」
「そう…。いつも、お花を持ってきてくれてたのもそうかしら?ありがとうね。」
辛そうな笑顔。
「ずっと眠ったままで、お見舞いに来てくれる人もだんだんと少なくなってね…」
だんだん離れていって、いつかは忘れられてしまう…
人間は忘れてしまう生き物。
先輩には内緒で
美月さんのお見舞いに行っていた。
ある日、
美月さんのお母さんに会った。
私を見て少し目を見開いて驚いている様子・・・
そっか。
私と美月さんって似てるって言ってたっけ…
松葉杖をつく私に美月さんのお母さんが話しかけてきた。
「美月のお友達かしら?」
「祐樹先輩が部活が忙しくてなかなか来られないみたいなんで、代わりって言ったら変だけど…美月さんとは面識ないんです。」
「そう…。いつも、お花を持ってきてくれてたのもそうかしら?ありがとうね。」
辛そうな笑顔。
「ずっと眠ったままで、お見舞いに来てくれる人もだんだんと少なくなってね…」
だんだん離れていって、いつかは忘れられてしまう…
人間は忘れてしまう生き物。