空色のキモチ
「先輩はモテるし私は不安だらけだよ。会えないのもしょうがないってわかってるけど…正直ずっと苦しいよ。」







「凜だけが苦しいんじゃない。俺も辛いよ」






「先輩、しばらく離れよ。」



「何で…?」

突然の事にびっくりしている。



私は今の不安や苦しみから逃げたかった。
耐えられるほど強くなんかない。






好き過ぎて苦しかった。


だから離れる。




矛盾してるけど…





「俺は離れる気はないから。」



腕を引っ張って抱きしめる。




「お前が離れようとしたって離さない!好きなのに何で離れるんだよ…」







ドンッ!

思いきり突き放した…




私の言ってる事がおかしいのもわかってる。


だけど一人になって気持ちを落ち着かせたいんだ。
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