空色のキモチ
私は半年以上も意識不明だった。




『奇跡だ』って医師が言う。



様子を見ていた、
夢に出てた女の子。




祐樹君の知り合い?



私は彼女に『ありがとう』を伝える。



戻ってこれたのは、あなたのおかげだよ。


そう言おうとしたら…

家族や友達がベッドに集まる。






彼女はいなくなっていた。





しばらくして、祐樹君が来た。
祐樹君に夢の話をすると、すぐに病室を出て行った。



廊下にいるのかな?




お母さんが涙目のまま、私にいっぱい話かける。




ずっと心配させてごめんね。
< 132 / 413 >

この作品をシェア

pagetop