空色のキモチ
あっ・・・



微かに唇と唇が触れた感触だった。




あっち君も目を見開いて私を見てる。






「ご、ごめんなさい。
あっちゃんの言ってるのが聞こえなくて…それで、人がぶつかって…」



自分でも何を言ってるのか訳わからない・・・



あわてふためく私。



「大丈夫。。。びっくりしただけ…」


あっち君は落ち着いて言った。






花火もそろそろ終わりそう…






沈黙のまま、花火の上がった空を見つめていた・・・
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