空色のキモチ
夜は不安を掻き消すように、勉強した。



勉強は嫌いではない。

でも好きでもない。



ただ、悩みも忘れるくらい集中出来たから勉強するだけ。。。




祐樹君とのつきあいがうまくいってない訳じゃないんだけど、


先の事を考えると、不安ばかりだった。





その事は言えないでいる私。




祐樹君自身、進路に悩んでいたから…







祐樹君の未来を、私がいる事で狭めてしまいたくなかった。









志帆や宮沢にも話を聞いてもらう。



「りっちゃんの不安は当然だよ。でも、祐樹君を信じるしかないんじゃないかなぁ。」



「だよなー。日比谷さん、モテるから心配なんだろ?羽柴はどうしたい?」




それがわからないから相談してるのに、宮沢のアホ!
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