空色のキモチ
ここは、暗くて・・深い海。




意識だけがフワフワと、暗い深海を泳いでた。




周りには何もない闇・・・

ずっと昔に来た事があったような……?





一筋の光が…




私を照らす…






「……!」


「…ん!」


「凜!おい、大丈夫か?」



目を開けると祐樹君が心配そうに私を見ていた。

横にはお母さんもいる。




私、生きてる…





お母さんが、

「発作を起こしたのよ」

って言った。




発作?

何かの病気なの??





「過呼吸よ。小学生の頃はよく発作を起こしてたけど、今は発作も起こさなかったし大丈夫だと思ってたけど…」
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