空色のキモチ
翻弄
「過呼吸?」
祐樹君はまだわからないようだ。
お母さんは続ける。
「簡単に言えば血液中の二酸化炭素がへって、呼吸困難になるのよ。精神的な事が原因で起こる発作なの。凜は小さい頃から敏感な子で、友達と何かあると発作を起こしてた。」
そういえば・・・
仲良くしてたのに突然無視されたり、
物が隠されたりする事が続く事があったり、
子供同士の小さな嫌がらせに合うと
苦しくなってた。
だから人と距離を持ってつきあうようになったんだ。
物事を深く考えすぎないようにしてたんだ。
自分が傷つかないように、壁を作って…
野良猫みたいに一人でもいいやって強がってた。
祐樹君はまだわからないようだ。
お母さんは続ける。
「簡単に言えば血液中の二酸化炭素がへって、呼吸困難になるのよ。精神的な事が原因で起こる発作なの。凜は小さい頃から敏感な子で、友達と何かあると発作を起こしてた。」
そういえば・・・
仲良くしてたのに突然無視されたり、
物が隠されたりする事が続く事があったり、
子供同士の小さな嫌がらせに合うと
苦しくなってた。
だから人と距離を持ってつきあうようになったんだ。
物事を深く考えすぎないようにしてたんだ。
自分が傷つかないように、壁を作って…
野良猫みたいに一人でもいいやって強がってた。