空色のキモチ
祐樹君が引越して一週間。


少しだけ寂しさが口に出た。




「あっごめん。気にしないで!」

笑ってごまかした。





志帆達は学校が違ってもいつでも会える。


これから二人の思い出を作っていける。




近くにいるって幸せだよ…


そう思った。





これから3人での行動も減るんだろなって思うとちょっぴり寂しかった。




「りっちゃん、置いていかないでよー」

志帆が私にくっついて言う。


「ダーリンと一緒にいなくていいの?」


からかうと志帆は幸せそうに笑う。



「りっちゃんの方がカッコイイもん。」





カッコイイ?

意味がよくわかんないけど…



「羽柴ぁーちょっといい?」

志帆は宮沢が何を話すのかわかったらしく、離れた。
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