空色のキモチ
無理し過ぎるってあっち君はいつも言う。



確かにそうなんだけど、無理しない程度がいまいちわからない。



「今夜のご飯の準備くらい俺がやってやるよ。」


キッチンへと行ってしまう。私もすぐにキッチンに向かう。疲れてるのにそこまであっち君に甘えられない。


「あっちゃん、ちゃんと自分でやるから。」



急に動いたから目の前が真っ暗になる。


「!!」
あっち君の腕に支えられ倒れる事はなかった。


「いいから座ってなさい。」
抱きかかえられソファに寝かされてしまった。




あっち君はパスタを茹でてナポリタンを作ってくれた。
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