空色のキモチ
侵食
バイトは4月からすぐに始めた。
ファミレスのキッチンでの仕事。従業員も気さくでいい人達ばかりだった。
人見知りする私だけど、バイト先では自分から話し掛けるように努力していた。
部活もあったので毎日は出来なかったけど、バイト先で過ごす時間も気にいってた。
「羽柴ー悪い。ここ頼む!」
店長の声。まだ20代の若い人。仕事と休憩の時のギャップの違いに最初は戸惑った。
皿が大量の洗い場を任される。一人黙々と洗ってたらバイト終了時間をかなり過ぎていた事に気付く。
「羽柴、時間過ぎちゃってたよ。これ飲んで!」
店長から差し出されたオレンジジュース。
どうやらお詫びみたい。
一気に飲み干しておかわりをねだると、頭をポンってして
「ダ〜メ。早く帰れよー」
子供みたいな笑顔の店長。
祐樹君を思い出す笑顔。
なんとなく似てる笑顔。
ファミレスのキッチンでの仕事。従業員も気さくでいい人達ばかりだった。
人見知りする私だけど、バイト先では自分から話し掛けるように努力していた。
部活もあったので毎日は出来なかったけど、バイト先で過ごす時間も気にいってた。
「羽柴ー悪い。ここ頼む!」
店長の声。まだ20代の若い人。仕事と休憩の時のギャップの違いに最初は戸惑った。
皿が大量の洗い場を任される。一人黙々と洗ってたらバイト終了時間をかなり過ぎていた事に気付く。
「羽柴、時間過ぎちゃってたよ。これ飲んで!」
店長から差し出されたオレンジジュース。
どうやらお詫びみたい。
一気に飲み干しておかわりをねだると、頭をポンってして
「ダ〜メ。早く帰れよー」
子供みたいな笑顔の店長。
祐樹君を思い出す笑顔。
なんとなく似てる笑顔。