空色のキモチ
好きとかじゃなく、店長の笑顔を見るのはバイト中の唯一の楽しみだった。




祐樹君とは電話もメールもちゃんとしているけど、寂しさは募るばかり。




時々、離れてる事がどうしようもなく寂しくなる時がある。



『寂しい』って思うのは当然の事だし、泣いてしまう自分を『弱い』とも思わない。



一人で考えこまないようにバイトや部活をして、自分を忙しくさせていた。




さすがに最初は慣れるまできつかった。
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