空色のキモチ
祐樹の部屋はそのまま残っていた。




ベットに座ってくっついてた。




離れてた分を取り戻すように二人寄り添う。





「離れても大丈夫って自信を持たなきゃな。」




祐樹も私もやっぱり不安なんだ。



寂しさの波に襲われた時は気持ちが不安定になってしまう。




声を聞いても抱き合う事は出来ない。






電話を切った後は寂しさで涙を何度流しただろう…









一緒にいる事の必要さ…




抱き合える幸せ…




離れてしまうとその気持ちも忘れてしまう。







未熟な私達に耐えていけるかな…
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