空色のキモチ
顔の横には紙袋があった。




誰かいたのかな……?


周りを見ても誰もいない。


無意識のうちに自分でとったのかな……




まだ息苦しさは残っていたけど、部屋を出て顔を洗った。


鏡を見ると青白い顔色の自分が写ってる。



『物事を深く考えすぎ…』



こんな事くらいで発作を起こすなんて…




自分が幸せになるためにあっち君と離れる事を決めたんだから。。。





これからは祐樹の事だけ考えていけばいいんだから。。。






鏡の中の自分に言い聞かせる。




だから大丈夫!

いつでも笑顔でいられる!









カタンッ…





キッチンの方で音がした。
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