空色のキモチ
クラスの子は準備に追われていたが、私は先に帰る。



駅までの道をとぼとぼ歩いてた。




明日も恥ずかしい思いするのかと思うと気が重い。



「はぁぁーー」

ため息が出る。





空には丸い月が雲から顔を出し辺りを照らす。




空を見上げながら祐樹の事を想った。


祐樹がドレス姿の私を抱っこしていたらこんなモヤモヤした気持ちにはならなかっただろう…





あっち君もすぐ調子に乗って……ラブラブな彼女がいるくせに。。。





電車に揺られ家に向かう。



ピロリン♪


メールを開くと祐樹からだった。





宮沢から写メが送られてたらしく、その事についてのメールだった。
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