空色のキモチ
体育館には全校生徒と先生達が待っていた。



サッカー部は一番最後。




試合とは違うドキドキ感だった。


短い時間の打ち合わせではマネージャーは3年生と一緒にステージに上がる。




私のパートナーは貴族の格好したあっち君。


パフォーマンスが派手なほどいいらしい。




あっち君いわく部費がUPするみたい。




それぞれが工夫して披露する。







緊張して顔がひきつる。






「俺を祐樹先輩と思って凜は笑ってくれればいいから。」


あっち君はそれしか言ってくれなくて、どうすればいいのかわからなかった。
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