空色のキモチ
駅から走って家に帰る。




乱暴に玄関のドアを開けた。


「ただいま!」



「おかえりー!」



祐樹が笑顔でお出迎え。


大きな胸に抱きついた。



「凜のお母さんはさっき買い物行ったよ。」


チュッてキス。




「お風呂入る?」



祐樹が私のお世話してくれる。




湯舟につかってると…



「俺も入ろうかなぁ」
って言うし…


一緒にお風呂は嬉しいけど…


「二人で入ってる時にお母さん帰って来たらどうするの?」




「そうだよなぁ…。じゃあ次に会う時に一緒にお風呂入ろうな。」


約束をした。
< 346 / 413 >

この作品をシェア

pagetop