空色のキモチ
「祐樹君の気持ちもわからないでもないけど、凜にはちゃんと高校を卒業してもらいたいの。もしかしたら進学するかもしれない。それでも二人の気持ちは大丈夫なの?海外じゃ今みたく会えないのよ?」





お母さんが言う事はもっともだった。








私だって自信持てない。






離れてる寂しさは今でも辛いのに……






だけど私が祐樹の足枷になる訳にはいかない。



夢を追い続けてほしい。





「私は大丈夫だよ。頑張れる。」







祐樹が目を大きくして私を見た。
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