空色のキモチ
秀也先輩はあっち君と一番仲が良い。
「淳志がさ凜ちゃんと話せなくて寂しいって言ってるよ。メールでも電話でもしてやってくれないかな?今は彼女との事で悩んでるっぽいんだ。」
「彼女の事で悩むって珍しいかも…。夜にでも連絡してみます。」
保健室で目の周りを冷やしながら、
話題は文化祭の話になり、
「仮装披露はホント恋人に見えたよ。俺ドキドキした。だから噂が出るんだろな。凜ちゃんと祐樹先輩の事を知らない人は、幼なじみって言ったってなかなか信じられないよ。」
そんなにラブラブに見えたの?
あの時は必死に笑顔を作るだけでいっぱいいっぱいだったし…
「淳志は凜ちゃんを大事に想ってるよ。だから表情に出たんだろな。」
「あっちゃんは私にとっても、大事な人です。恋愛感情とは違うけど…一緒にいると癒されるんです。」
フッて笑って
「あいつも同じ事言ってた。」
ドアを開ける手を止めて…
「淳志に保健室へ行くように言っておくから久しぶりに二人で話せば?」
秀也先輩は保健室から出て行った。
「淳志がさ凜ちゃんと話せなくて寂しいって言ってるよ。メールでも電話でもしてやってくれないかな?今は彼女との事で悩んでるっぽいんだ。」
「彼女の事で悩むって珍しいかも…。夜にでも連絡してみます。」
保健室で目の周りを冷やしながら、
話題は文化祭の話になり、
「仮装披露はホント恋人に見えたよ。俺ドキドキした。だから噂が出るんだろな。凜ちゃんと祐樹先輩の事を知らない人は、幼なじみって言ったってなかなか信じられないよ。」
そんなにラブラブに見えたの?
あの時は必死に笑顔を作るだけでいっぱいいっぱいだったし…
「淳志は凜ちゃんを大事に想ってるよ。だから表情に出たんだろな。」
「あっちゃんは私にとっても、大事な人です。恋愛感情とは違うけど…一緒にいると癒されるんです。」
フッて笑って
「あいつも同じ事言ってた。」
ドアを開ける手を止めて…
「淳志に保健室へ行くように言っておくから久しぶりに二人で話せば?」
秀也先輩は保健室から出て行った。