空色のキモチ
意識が戻った次の日には退院した。




結局原因はわからないまま。




会食は退院した次の日に予定していた。



両親も心配していたが私自身はケロッとしてるから大丈夫だった。






店への予約時間は1時。


少し緊張しながら早めに店に向かった。





簡単に紹介をして食事をする。


両親はすっかり打ち解けて笑いあっている。




祐樹の移籍話の事も、祐樹の両親は



「焦って海外に行くよりも日本で力をつけて行く方が自信になると思ってたから、日本に残る事を選んでくれてよかったと思ってる。」





祐樹は照れ臭そうに笑ってる。





子供が遠く離れてしまえば親としては心配だし、まして海外っていったらきっと私以上に心配する。
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