空色のキモチ
外の窓を〈コンコン〉と叩く人。
あっ、祐樹先輩だぁ!
初めて見る私服姿にドキッとときめいてしまう。
ときめいたらダメだって!!
なるべく平静を装う。
「お待たせ、凜ちゃん来るの早いねー」
今日は自然な笑顔の先輩で少しホッとした。
「じゃあ行きますか!」
「どこに…?」
先輩はニコニコ笑って
「遊園地!!」
えっ??
それって、まるで
デートみたいだよ。
少しオロオロしてる私の手を引っ張る先輩。
「早くしなきゃ電車が行っちゃう!」
暖かい先輩の大きな手。
伝わる温もりが嬉しかった。
あっ、祐樹先輩だぁ!
初めて見る私服姿にドキッとときめいてしまう。
ときめいたらダメだって!!
なるべく平静を装う。
「お待たせ、凜ちゃん来るの早いねー」
今日は自然な笑顔の先輩で少しホッとした。
「じゃあ行きますか!」
「どこに…?」
先輩はニコニコ笑って
「遊園地!!」
えっ??
それって、まるで
デートみたいだよ。
少しオロオロしてる私の手を引っ張る先輩。
「早くしなきゃ電車が行っちゃう!」
暖かい先輩の大きな手。
伝わる温もりが嬉しかった。