空色のキモチ
ジャージ姿だけど少し大人っぽい雰囲気になったあっち君にドキドキ。。。




変わらない笑顔で話す。



「急に取材が入っちゃったんだ。夕方までかかりそうなんだ。」




秀也先輩が少し考えて、



「今日はやめとくかぁ…。夜は用事あるし。」


私にはなんだかわからない話。




「凜にせっかく会えたのに残念。」


かわいい瞳で見られた。




「俺は帰るけど凜ちゃんはどうする?」



私も帰ってから勉強しなきゃならない。
あっち君の少し寂しそうな表情も気になったけど…




「私も帰ります。」






あっち君に門の所で見送ってもらいながら秀也先輩と手を振った。
< 372 / 413 >

この作品をシェア

pagetop