空色のキモチ
《大きくなったら凜はあっち君から指輪をもらいたい!》
《何で指輪なんだよ?》
《好きな人からもらった指輪をすると幸せになれるってお母さんが言ってたから!》
《もし他の人と結婚とかしたらどうするんだよ!》
《それでも凜はあっち君からの指輪が欲しいの!》
《ハイハイ。覚えてたら指輪をやるよ。》
《約束ね!》
随分昔の事だった。
私もあっち君に言われなかったら思い出さなかった。
「約束だったからな。必要ないだろうけどさ。」
「あっちゃんありがとう!大事にするね!」
小さい頃の約束をちゃんと守ってくれたあっち君。
優しい笑顔で手を振るあっち君を見ると涙が流れる。
あっち君は私にとって
幼なじみで
お兄ちゃんで
初恋の人で
大切な人なんだ…
《何で指輪なんだよ?》
《好きな人からもらった指輪をすると幸せになれるってお母さんが言ってたから!》
《もし他の人と結婚とかしたらどうするんだよ!》
《それでも凜はあっち君からの指輪が欲しいの!》
《ハイハイ。覚えてたら指輪をやるよ。》
《約束ね!》
随分昔の事だった。
私もあっち君に言われなかったら思い出さなかった。
「約束だったからな。必要ないだろうけどさ。」
「あっちゃんありがとう!大事にするね!」
小さい頃の約束をちゃんと守ってくれたあっち君。
優しい笑顔で手を振るあっち君を見ると涙が流れる。
あっち君は私にとって
幼なじみで
お兄ちゃんで
初恋の人で
大切な人なんだ…