空色のキモチ
世界でプレーする俺は有名人になった。



いろんな人との付き合いも増えた。





だけどどんなに遅くなっても必ず家に帰る。






俺の大事な家族が待ってる家に……







凜と颯の寝顔を見てると、時々涙が出る。





テーブルの上の凜からのメモ書き。



《飲み過ぎてない?》


《寝不足にならないようにね》


《無理しないで休んでね》




必ず俺の体の心配をしていた。


さりげない優しさが身に染みる。
< 406 / 413 >

この作品をシェア

pagetop