空色のキモチ
「どうしたの?」

声をかけるとあっち君が振り向いた。



大きくなっている私のお腹を触る。


「凜が幸せそうで安心した。」




ポコッ



お腹の赤ちゃんが蹴った。



あっち君は初めての感覚に感動してる。




ふふふって笑いながら、


「颯と同じくらい元気な子になりそうだな。」



「多分めちゃめちゃ元気な赤ちゃんだよ。」




リビングに戻り、紅茶を用意した。



祐樹は起きそうにない感じ。はだけた毛布をかけ直すあっち君。





あっち君も結構お酒を飲んだのにそんなに酔っていないみたいだ。
< 410 / 413 >

この作品をシェア

pagetop