空色のキモチ
先輩と歩く帰り道。






空には三日月が光っている。




家の近くになり

「また会える?」

って遠慮がちに言う先輩。


「いつでも会えるよ。今日はありがとう。すごく楽しかった!」

精一杯の笑顔で答える私。





ホントは泣きたい気持ち。


気まずい雰囲気にさせたのは自分だから…








「ありがとう。『もう会えない』って言われると思ってた…」


「自分勝手だよな…凜の優しさに甘えてる。。。」








辛そうな顔の先輩をギュッってしたかった。




でもしちゃいけないもどかしさ。







苦しくて…切ない…
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