空色のキモチ

告白

凜が学校まで試合を見に来た日。


俺は満員電車の中で


かなり我慢した。



人に押し潰されそうな凜を腕の中で守りながら



スゲードキドキしてた。



彼女の顔が近くて



かわいい顔に



キスしたかった。




時々目が合うと


ニッコリ笑ってくれた。





その日に


美月の事を話した。




凜の優しい言葉に涙が出て思わず凜を抱きしめていた。

美月の事が辛くないって言ったら嘘になる。

だけど
凜の純粋な優しさが嬉しかったんだ。



凜は俺を心配して泣いた。


人のために泣くやつは初めてだった。
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