戦場のガールズライフ～派遣社員奮闘編～

現場は常に改善、改善。現状を常としつつも創意工夫して今ある仕事を向上させていく。


事務屋も同じ。毎年テーマを持って仕事に向かい、一年の成果を報告するテーマ発表の場を与えられている。だから、自分が担当している仕事の疑問点や改善点を見つけ、指摘し、向上させることができる。


だけど、派遣社員の私にはそれがない。


正社員と同じようにテーマを持って働くことができない。


いくら同じように働いたって、同じように疑問点や改善点を見つけたって、それを指摘した所でどうにもできないことが多い。それを行使する権利が与えられていないからだ。


派遣社員にそこまで求めてほしいとは言わない。そこまで求められるのはむしろ酷だ。


だけど、わかっているのに自分の無力さを痛感させられる。


結局、騒ぐだけ騒いでこの問題は終わった。解決策も見えないまま。


この悔しさは半端ない。